ゼンハイザー “IE 100 PRO BT BUNDLE” を使ってみた

写真がデカい。

本日、アジア地域先行発売・数量限定のインイヤーモニター “IE 100 PRO BT BUNDLE” をゲットしたので、その感想でも書こうかと。

あくまで 趣味で音楽制作をちまちまやっている程度の人間のレビュー です。あらかじめご承知おきください。

この製品は、インイヤーモニター “IE 100 PRO” と、それを Bluetooth で接続できるようにする “IE PRO BT CONNECTOR” がセットになっています。 価格は税込 ¥22,000 程度。けっこうします。

メーカー詳細ページはこちら

よいところ

まずはよいところから。といっても、悪いところはないに等しいのですが。

さすがの音質

初イヤモニ、初ゼンハイザーなのですが、かなりいいですね。

ステージでのパフォーマンスだけでなく音楽制作にもフォーカスされているだけあって、いろんな音がちゃんと聴こえます。ノイズキャンセル機能はありませんが、遮音性がかなり高い ので、喫茶店など外出先で作業をする場合にも十分に力を発揮するでしょう。

私は普段、モニター用ヘッドホンとしてオーディオテクニカの “ATH-M50x” を使用しているのですが、それと比べると 高音の抜けがよい という印象です。

自分の持っている楽曲も聴いてみましたが、生音の迫力がかなりありますね。目の前で演奏されているかのようにも感じます。前述のとおりいろいろな音がはっきり聴こえるので、いままで聴けていなかった音も聴けるかもしれません。リスニング用としては高いですが、それだけよい体験はできます。これまで同価格帯のオーディオテクニカの “ATH-CKS1100X” をリスニング用に使用していましたが、そちらは使わなくなるかな……。

メガネと併用しても問題なし

“IE 100 PRO” は、ケーブルが耳の上を通る構造になっています。私はメガネ使用者ですが、ケーブルの上からメガネをかけても違和感はありませんでした。

気になったところ

これはこのイヤホン自体の短所というより、私が気になったところです。

アナウンスがうるさい

“IE PRO BT CONNECTOR” の電源をオンにしたとき、機器と接続したとき、音量を最小まで下げたときなど、ことあるごとに 英語のアナウンスがそこそこの音量で流れます。せめて通知音だけにするとか、アナウンスのオン・オフを切り替えられるようにするとか、どうにかしてほしかったです。

ケーブルの構造

前述のとおり、ケーブルを耳の上から背中側へ流すことを想定した構造 になっているので、前に垂らしてパソコンやスマートフォンなどに接続しようと思うと、ちょっとやりづらいかもしれません。

Bluetooth 使用時のレイテンシ

“IE PRO BT CONNECTOR” を iPhone SE (第2世代) や 10.5インチ iPad Pro と接続し、音楽ゲーム “Arcaea” をプレイして計測したところ、レイテンシは 約 200ms でした。

多くの Bluetooth イヤホンのレイテンシはもう少し大きく、ものによっては 250ms 程度になるものもあるので、この性能は優秀といえるでしょう。

ちなみに、”AirPods Pro” 使用時のレイテンシは約 130ms なので、それに慣れている人は多少気になってしまうかもしれません。

まとめ

普段のリスニングから音楽制作まで、自宅でも外出中でも、あらゆるシーンで活躍するイヤホン であることは間違いありません。ライブパフォーマンスや音楽制作などはしない、音楽は聴くだけだという方にもおすすめ できます。

まだヨドバシカメラなどで在庫があるようなので、気になる方はぜひご確認を。

この記事が少しでも参考になれば幸いです。

それでは。

この記事を書いた人 Wrote this article

黒川鷺 / Sagi Kurokawa

2020年2月にDTMをはじめました。

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