週1で投稿しようとか言ってたのに2週間ぶりですね……
今回はタイトル通り、Native Instruments の高機能コントローラ “Komplete Kontrol S49 MK2” を購入したので、その感想でも書こうかと思います。
商品詳細はメーカーのサイトをご確認ください。
打鍵感がいい、操作がしやすい
この鍵盤はセミウェイテッド鍵盤で、ピアノと違い「むにっ」としたキータッチではありますが、適度な重さで演奏しやすいです。ピアノに慣れている方でも大きな違和感なく使用できると思います。
また、任意の MIDI CC に割り当て可能な8つのノブ、8つのボタン、タッチストリップ、そしてピッチベンドとモジュレーションのホイールなど、オートメーションを描くのが楽にできます。
触り心地に関しては実際に触ってみないとわからないことも多いので、気になる方は展示のあるお店で確認してください。
ディスプレイがじつはすごく便利
DAW 上で音源として Komplete Kontrol プラグインを立ち上げると、NKS 対応音源の選択からコントロールまで鍵盤だけでできるようになります。鍵盤についたディスプレイを見ながらノブを操作し、プリセットを選択したり、さらにパラメータを調整したりといったことがパソコンの画面を見ずにできます。また、DAW との連携により、トラックボリュームやパンの操作も鍵盤だけで行えるようになっています。
プリセットの選択ができるというのが思いの外便利でした。というのも、いちいち Komplete Kontrol プラグインのウィンドウを開き、音源やカテゴリなどをポチポチクリックせずとも、鍵盤についたノブを回すだけですべて完結するからです。また、前後のプリセットに移動するボタンもついているため、いくつものプリセットを音を出しながら確認する作業が非常にはかどります。
というか、Komplete Kontrol プラグインがそもそも便利
この鍵盤を買ったことでこれに気付きました。
個々の音源を立ち上げて使おうとすると、当たり前ですが、違う音源を使いたくなったときには音源を立ち上げなおさなければなりません。
Komplete Kontrol では、対応音源のプリセットが自動的にカテゴリ分けされているので、似た雰囲気のプリセットを、音源を横断して探すことができるようになっています。
さらに、NKS 非対応の音源やエフェクトも Komplete Kontrol 内で立ち上げることができます(Mac でもプラグイン内で VST を立ち上げます)。つまり、自分の好きな音源とエフェクトのセットをプリセットとして保存すれば、Komplete Kontrol 内でブラウズできるようになり、さらにその自作プリセットにカテゴリを設定すれば、自作プリセットが増えてきても探しやすいということになりますね。
あれ? これ実はめちゃくちゃ便利じゃないですか? なんで今まで使ってなかったんだろう。
というわけで、「Komplete Kontrol S49 MK2 を購入した話」改め、「Komplete Kontrol プラグインのすすめ」でした。
相変わらず雑なシメです。
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“Beatmaker EDEN 2” を使ってみた話
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