シンセで遊ぶ:Sylenth1

どうも。今回は Sylenth1 で遊んでみました。

Sylenth1 のプリセットで遊ぶ

まずはこちらをお聴きください。

いかがでしょうか。RPGの戦闘曲のイントロのようなイメージです。

こちら、Sylenth1 のファクトリープリセットだけで作りました。

Sylenth1 に関しては、「プリセットが使いづらい」などという評価を目にすることがあります。

Sylenth1 はアルペジオ系のプリセットが豊富で、確かにそのまま使うのは難しそうと思うものが多いです。しかし、どれも個性的だからこそ、ここぞという場面でアクセントとして使うとよいかもしれません。

個性的なプリセットの数々

せっかくなので、私がおもしろいと思うプリセット、好きなプリセットをいくつか挙げてみます。

最初からかかっているエフェクトもそのまま鳴らしています。

ARP 303 Saw

Sylenth1 のアルペジエータは下のように、ステップごとにトランスポーズやベロシティが指定できるようになっており、かなり自由度が高いです。

ARP UniMinor

こちらは4つのオシレーターのピッチがそれぞれ、入力されたノートの「+1オクターブ」「+3半音(短3度)」「-1オクターブ」「+7半音(完全5度)」に設定されています。上で演奏しているノートは C4 なので、実際に鳴っている音は C5, D#4, C3, G4 ですね。冒頭の音源でもこのプリセットを使用しています。

KEY BigSynth

キラキラしたベル系の音です。曲中で使うときは、リリースを短くしたりディレイやリバーブを切ったりするとよいかもしれません。

LD Follow

まさに SuperSaw といった音です。単音でも和音でもいける便利なヤツ。

DR Kick Basic

シンセでキックを作るのは難しいと思っていたのですが、私が甘かったようです。

 

と、バラエティ豊かなプリセットがあります。

1000を軽く超える数が最初から搭載されているので、すべて聴くだけで一苦労ですが、おもしろいものがあったら積極的に使ってみたいですね。

今度は別のシンセのプリセットだけで曲を作ってみてもいいかなと思っております。

それでは。

この記事を書いた人 Wrote this article

黒川鷺 / Sagi Kurokawa

2020年2月にDTMをはじめました。

TOP